2015年06月21日

男も欠かせない「紫外線ケア」!潤い美肌をキープするビタミンCの摂取法

6月はすでに真夏同様の紫外線量。紫外線ケアを怠ると、日焼けするだけでなく肌の老化が進み、シミやくすみを招くおそれがあります。

今や男性も美肌ケアを取り入れている時代。毎日紫外線から肌を守るケアを取り入れているのは、女性だけに限りませんよね。

紫外線対策といえば“ビタミンC”。でも「ビタミンCってどうやって摂ればいいのかよく分からない」という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ビタミンCとの正しい付き合い方をご紹介します。



■ビタミンCの2つのはたらき

紫外線対策といえばビタミンCと言われていますが、実際にどんな効果があるかご存知ですか?

紫外線対策としての主なはたらきは2つ。1つはシミやくすみのもとになる“メラニン”の生成抑制効果。メラニンの生成に欠かせない“チロシナーゼ”という酵素の働きを阻害することで、シミやくすみができるのを防いでくれます。

もう1つは、“できてしまっているシミ”を薄くする効果。ビタミンCには、酸化されたメラニン色素を無色状態に還元し、シミを薄くすると言われています。



■直接肌に塗るのは危険

シミやくすみを予防・改善するために摂り入れたいビタミンCですが、食べるのではなく直接肌に乗せるのはNG。

たとえば、ビタミンCが豊富なレモン汁で化粧水を作ったり、レモンの輪切りでパックするケアは、シミ・くすみの予防・改善には逆効果です。

レモンにはビタミンCだけでなく皮の部分に“ソラレン”という光感受性の成分も含まれています。ソラレンには紫外線を逆に吸収しようとするはたらきがあるため、シミやくすみが濃くなってしまうおそれアリ。安全性を最優先につくられた市販の化粧品を使うことをおすすめします。



■「毎日食べる」が正解

ビタミンCは、体内で一定以上の貯蓄をすることができません。摂取しても2~3時間で排泄されてしまうため、1度にたっぷり摂るよりも、3食に分けてこまめに毎日摂ることが大切です。

ビタミンCは野菜や果物に豊富に含まれています。忙しい朝は野菜と果物をたっぷり使ったジュースやスムージーを、昼はたっぷりのサラダを、夜はサプリメントなどで補給すると簡単にビタミンCをチャージすることができます。

また、肌につけると逆にシミをつくってしまうソラレンは、少量の摂取ならば問題ありませんが、ソラレンを含んだ食品(食材)をたくさん食べると、紫外線吸収を促進する場合があります。

食べて2時間ぐらいがもっとも紫外線の吸収率が高まるので、ソラレンが豊富なもの(レモン、グレープフルーツ、オレンジ、ライム、イチジク、パセリ、キュウリ、セロリなど)をたくさん食べる場合は、夕方~夜がおすすめです。



一般的に、ビタミンC摂取の適量は1日50mg~100mgと言われています。風邪などを引いているときは少し多めでもいいですが、そうでない場合はこの数値を目安にサプリメントの量などを考えてみてください。

女性も羨む美肌を手に入れたい場合は、紫外線から肌を守るケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
エルソード RMT  


Posted by はまーさん at 17:55Comments(0)ライフ